カナダ総括

毎日ブログを書きます!と宣言してから約3週間経ちました。

自分はこんなにも口だけ野郎だったのかと驚愕するレベルです。

これからはもう○○やります!って言わないようにしないとな、、、


ただ何の総括もしないまま放置するのも気持ち悪いので、とりあえずカナダで何をしてきたのか、何を学んできたのかをまとめるだけまとめますね。


1.プレゼンテーション

現地のオタワ大学・カールトン大学でプレゼンテーションを行いました。

”日本の魅力を発信する"という目的の下、

僕たちのグループはバレンタインデーが日本においてどのように受容されてきたか、

またホワイトデーの誕生から読み取れる「義理」「互酬性」といった概念を軸に議論を展開しました。


(写真は転載です)


日本で行った準備はほとんどこのプレゼンテーションのみで、かなーり苦労しました。


・ガイドブックに載ってるようなことは言わなくていい

・ステレオタイプを助長するようなものは避ける

・聴衆に「へえ~」と思わせる落としどころがなくてはならない


などなど、色々なポイントを抑えながら試行錯誤していきました。

同じグループの先輩方に全面的に助けてもらいながら、なんとか良いものを創り上げることが出来ました、満足。


今まで僕はその場の雰囲気や言葉だけでプレゼン手―ションを乗り切ってたのですが、今回はそんな小手先のテクニックでは全く通らず。。。

入念な下調べと、筋の通ったロジックがないと本当に良いプレゼンは出来ないのだと痛感しました。


2.施設訪問

いーろいろな施設を訪問しました。とりあえず写真を投下します。


・カナダ議会


・カナダ歴史博物館

カナダに住んでいる先住民のうち、イヌイットもしくはメティ以外の民族であるファースト・ネーションに関する展示が非常に多く見られました。

多文化主義が根付いてる印象のカナダですが、先住民に対する同化政策が厳しく行われていた時代もあったのです。

現首相トルドーはこれについて正式に謝罪しており、その政治的要素が博物館レベルから多く見受けられたのも印象的でした。


・CBCnews

日本でいうNHKみたいなところ。うおーーテレビ局だーーって感じでした。



・Proulx Sugar Bush & Berry Farm

カナダといえばメープルシロップ!ということで製造している工場を訪れました。

実際に木から採取する過程を見れて良かったです!感動!美味しかった!


・ナイアガラの滝

圧巻でした。生で見ることを心からおススメします。


他にも沢山あるのですが、こんなもので。

とにかく色々な施設回って、大学訪問して、プレゼンして、という感じでした。

忙しかった!




それっぽいことを言うとすると、やはり前述したように

政治レベルのことが国民の意識に落としこまれていることが印象的でした。


例えば、僕らがバレンタインデーについてのプレゼンをオタワ大学で行った時、

真っ先に飛んできた質問は、

「男性から女性にはチョコをあげないの??」

というジェンダーに関するものでした。


トルドー政権は多文化政策を掲げているのですが、それが国民レベルの意識に落としこまれているのだなと実感しました。


日本ではあんまりそういうことがないような...ここで具体例を挙げられないところが僕の弱いところでもあります。


やはり政治や歴史といった元々弱いところだったので、吸収できる量も限られており...準備不足を反省するばかりです。





...とはいえ、楽しかった1週間でした。

やはり海外というのはそれだけで心が躍りますし、この研修を通して仲が深まった友達もいました。

毎日が新鮮で素晴らしい日々でした。



しかし、自分が何か使命を全うできたのか、大きく成長出来たのかと言われたら答えはNoです。


今回のプログラムは国から全てのお金が出ています。

ざっと見積もっても1人30万くらいは出ている気がする...?

それだけの額を投資されていたのに、そのコストに見合った働きは恐らく出来ていなかった。


これは、他の短期留学にも当てはまることだと思います。

ピンキリではありますが、1週間~1か月の短期留学では数十万円のお金がかかります。

それだけのお金を自分に投資して、

”新しい文化に触れて価値観が変わった!”

”英語が話せず悔しかったので勉強しようと思った!”

”新たな出逢いが生まれた!”

程度のことしか言えないようだとどうなのかなーと思いますし、まさに今回の僕がそうでした。

英語出来なくて悔しい!政治とか歴史とかも日本で勉強しておけばよかった!

程度の感想しか出てこない。マジでレベルひっくいな!!


もちろん現地での出逢いが後々大きなことに繋がる可能性も十分にあると思います。

それでも、結果や実績、それが無理でも主体的に行動して何かを掴んでこないと留学って意味ないんじゃないかなーとも感じました。あくまでも個人の主観です。


スーパー楽しかった1週間でしたが、それと同時に反省点も多くある短期留学でした。

留学する目的を明確化する、入念な準備を行う。基本的ですがとても大事なことですね。

次に活かしていこうと思います。




ブログはこれからものんびり続けていこうと思います。気が向いたらでいいので、見て頂けたら嬉しいです。。。



それでは。







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