奨学金は本当に悪なのか?

お久しぶりです。ツキダテです。


更新頻度が月2程度になってしまいました。まったりやります。


さて、今朝めざましテレビで気になるテーマが取り上げられていました。



それは、”奨学金”についてです。







内容としては、近年奨学金を借りてる学生が増加している一方で、返済に苦しむ社会人の姿も、、、!という感じでした。


確かに、ここ最近奨学金って話題になることが多いですよね。あんまり良くない感じで。

学生の時に奨学金を借りたは良いものの、卒業後返せず自己破産に追い込まれるケースが多発しているようです。


今日のめざましテレビでもこのような現状を取り上げていました。


Twitterでも様々な意見が見受けられます。

また、昨年秋に放送された、櫻井翔さん主演の

「先に生まれただけの僕」

というドラマでも奨学金問題について切り込んでいます。

この記事から一部抜粋します。


第一話で重要なテーマとなるのは奨学金問題だ。

「奨学金が借金だって実感したのは就職してからだった」

「最初の給料なんてたいしたことないからさ。そこから三万近く引かれるってのはかなりきつかった」

「今でも払い続けている。利子含めると600万円近くなるからね。全部払うのにあと10年かかるよ」

「でも、そんなことになるなんて聞いたことがない。記憶がないんだよね」

奨学金問題の重要なポイントがちゃんとセリフで登場する。

本来、奨学金というのは、返済の必要のない給付型だった。

しかし、今の制度では、奨学金のほとんどが返済しなければならない借金なのだ。



Twitterでも話題になっていた気がします。


よく言ってくれた!その通りだ!といった反応が多かった記憶。


このように様々な意見を見ていると、

”奨学金は借金だぞ!リスクだぞ!”

という主張が強いのかなあと感じます。







うーーーーーーーん。




本当にそうなの????




この問題を語るには様々な切り口から見ていかないといけないので少し大変なのですが、僕もその奨学金を借りている学生として、議論していきたいと思います。




①奨学金の実態

まず、奨学金の利率について見ていきましょう。


奨学金といっても第一種奨学金と第二種奨学金、また人的保証と機関保証といった分類がなされます。


ここらへんはザックリした感じで行きます。


まずは、第一種奨学金。

第一種奨学金は無利子で借りられます。


...無利子????


無利子!?!?!?!?!?


タダで金が借りられるwwwヤバいwwwwww




はい。


まず、この凄さを理解していない人が多いように思います。


タダでお金が借りられるんです。貸す側からしたらリスクしかないのに(笑)


学生の特権の1つだと思います。

学生というだけで、無料で金が借りられる、ヤバすぎ。




次に、第二種奨学金。

これは、利子があるやつですね。

利率の上限は3.0%。上限が3%というだけで、基本は0.23%前後みたいです。

...いや低いわ!低すぎ!!



分かりやすいように他と比べてみましょう。

この記事を読めば一発なのですが、例えば銀行だと金利は4%~15%です。


30日間金利0円♪とCMで歌っているアコムも30日過ぎたら3%~18%。

レ・レ・レイク♪と高らかに歌っているレイクも4.5%~18%。


18%なんて、1年で100万借りたら余分に18万円も返さなきゃいけない訳です。

それに対して、奨学金は?第一種なら1円も返さなくていい。

第二種でも0.23%の利率なら、2300円です。2300円(笑)



何だか奨学金のステマみたいになってしまいました。




しかし、こうやって数字を調べると一発で奨学金の金利の低さ(というかほぼタダ)なことが分かります。


こういった基本的な数値も調べず、奨学金は借金だ!リスクだ!と主張するのは違うでしょ、と僕は思います。


②そもそも借金は悪なの?

日本人は、と一括りにしていいのかは疑問ですが、とにかく借金=悪というイメージが根付いてしまっているように思います。


小さい頃から、

”友達とお金の貸し借りはしちゃダメよ!”

とお母さんから教えられて育った方もいるかもしれませんね。僕もそうでした。


しかし、本当に借金は悪なのか?お金の貸し借りをしてはいけないのか??


答えは、Noだと思います。

そもそも、銀行に普通預金をしている時点で僕らは銀行にお金を貸している訳です。

返ってくる利子は微々たるものですが。。。

そもそも銀行はお金の貸し借りをするためにあるわけですしね。



車や家のローンもそうでしょう。あれだって借金です。


ローンを組んで家を買う事は悪でしょうか?リスクでしょうか?


そんなこと言ってたら一括で家買うお金がない限りみーんなお家買えませんね。


リスクであることには間違いありませんが、そもそもリスクを取らずに何が得られるのってお話。



話を戻します。

今回はまるで奨学金を借りるリスクばかりが取り上げられて、偏った報道や情報操作がなされているように思えてしまうのです。


なぜか日本ではお金の教育が学校で一切施されないため、仕方のないことなのかもしれませんが。。。


自分もまだまだ不十分ですが、マネーリテラシーは絶対に身に着けるべきだと思います。

お金は大事だからね。





「そんなこと言ったって、実際に自己破産に追い込まれている人がたくさんいるじゃないか!」

「いくら無利子だからって、奨学金がリスクであることには変わりない!」

と仰る方もいるかもしれません。


ここからは、批判を覚悟で個人的な意見を展開します。









今の新卒の初任給は平均約20万。

ここから保険や税金が引かれ、更に家賃や光熱費で削られ..

その上奨学金で月3万の返済なんて無理だ!!!


というような状況の人が多いかな?と推測します。


一言でいうと、

「いや、自分の責任やん」

ということです。


今の時代、ググれば新卒の初任給が平均約20万なんて誰でも分かります。

税金や保険でいくら引かれ、家賃なども考えると手取りがいくらになるかだって簡単に推測できます。

そして、奨学金は〇年〇月から毎月〇万円ずつ返済、というのがしっかりと決まっています。

これだけの要素が揃っていながら、いざ社会人になって払えません!は見通しが甘かったと言わざるを得ないでしょう。


お金を借りた時点で、それはこの先必ず払わないといけませんし、在学中に将来しっかり払えるだけの能力を身に着けるべきなのです。

それは就活で高収入の企業に受かる力なのか、ブログで稼ぐノウハウなのか、FXで儲ける手法なのか、何でもいいです。

何でもいいから、この先ちゃんと借りたお金を返さなきゃいけないんだ、という意識を持って毎月奨学金を借りなければならんのです。


もちろん家庭の経済状況は人それぞれですし、不慮の事故などで見通していた収入が途絶えてしまうこともあるので一概には言えませんが...


借金は悪ではありませんが、必ず返さなければいけないものであるのは間違いありません。

その本質をしっかり見極めた上で、必要な額を借りるのがベストな選択だと思います。


奨学金に関する知識などあやふやなまま書いてるので、そこ違うでしょ!とかあったら教えて下さい。

ご批判心からお待ちしております。異なる意見が欲しいので。




○○やります!系のブログはやめて僕はこんなこと思います~~系統にしたら気が楽ですね。

こういう感じの増やしていこうかしら。



以上




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