苦手を潰すより得意を伸ばした方が合理的だよねというお話

お久しぶりです、ツキダテです。


2か月ほど更新が滞っておりました。


一足早い夏休みを6月から頂いているのですが、まー何もしてない!!!


クーラーの効いた部屋でゴロゴロしながらYouTube見て毎日を過ごしております。


しかし2ヵ月もアウトプットをしないでいると、流石にモヤモヤが溜まってくるようで...久々に更新してみます。


基本的に継続が出来ない人間なので、ただの気まぐれだと思って下さい。うむ。



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今日のテーマは、タイトルの通りです。




いや、まさにこれだなと。


これは仕事に限らず、人生そのものにも言えるのではないでしょうか?


少し深堀っていきましょう。


そもそも、


Q.何で得意なものを伸ばし続けた方がいいの?




A.合理的であるから。


もう、ノースライムさんのツイートの通りです。

苦手分野を10点から100点に上げるよりも、得意分野を100点から500点に上げるほうが簡単だし楽しいと思うんですよ。

(500点から1万点に上げるとなるとまた話は別)


そうすると、得意分野にガンガンリソース突っ込んだ方が結果的に総合点も上がるし、その人の稀少価値も増す。


だから得意分野を伸ばすべきなのです。



例として、得意なものに特化し、それを仕事にした方を紹介しましょう。





コンビニアイス評論家のアイスマン福留さん。


”コンビニアイス”という非常にニッチな得意分野を突き詰めていった結果、今やそれ一本で食っていけるほどの仕事になっているのです。


マツコの知らない世界にも出てましたね。




他にも、ポケモンの努力値とか分かりやすい例ですね。(分からない人ごめん)


HABCDSに均等に85ずつ振るやつおる?おらんでしょそんな人。


ガブリアスだったらAS極振りが一般的だし、努力値を全部均等に割り振ったら弱くなっちゃいますよね。

(ダイパ世代の人間なのでガブリアス大好きです砂パで使ってた)





とは言うものの!




世間一般では、苦手を補うべきみたいな風潮がある!!(気がする)




それはなぜか?


その背景は義務教育にあります。


僕の経験則かもしれませんが、1教科ずば抜けて出来る人よりも、全部の科目バランスよく出来る人の方が先生には評価してもらっていたような気がします。


あいつは体育だけ5だけどそれ以外出来ないよな~、けどあいつは全部そつなくこなすよな~みたいな。

体育・美術・家庭科あたりが軽視されていた気もしますね。


とにかく、偏りをなくしバランスよくすることが求められていました。


主観が大分入ってるのは許してくれ。



で、どうしてこうなるのかというと、そもそも、

学校というのが「国づくり」のために作られたからなんですね。


日本は産業革命により近代工業化が進み、その当時、より従順で扱いやすい労働者が必要とされました。


そうなると、何か1点に特化した人材よりも、どんな作業もそつなくこなすバランス型の人材の方が国としては欲しいわけです。


このような価値観が現代まで脈々と受け継穢れているのですね。




だから、知らず知らずのうちに得意を伸ばすよりも弱点を補強しなきゃ...みたいな考えになりがちなんだと思う。


学校教育でそうやって刷り込まれてきて、更にツイートにあったように、受験においては苦手を潰した方が合理的だからね。


晴れて大学生になる頃には、

"苦手を潰してバランス重視した方が良いよね!"

思考が完成しているというわけです。



いやいやそう言われてもピンとこねえよ!というあなた。


ちょっとこれ見て下さいな。

これ、僕の中3の時の体力テストのデータの一部です。


...何が言いたいのか分かりますか?


スピード:B

パワー:B

スタミナ:A


に対してのアドバイスが、スピードとパワーをアップさせるには~なんですよ!


一番高いスタミナを伸ばそう!とは決して言わないのです!!


あくまでも一例に過ぎませんが、皆さんも思い当たる節がありませんか?


得意を伸ばす方が将来的には絶対良いと思うんですけどね!


このように義務教育の過程で、私たちは少しずつ少しずつ、得意を伸ばすよりも苦手を補うべき!という思考が刷り込まれていたのです。



それを無意識に感じつつも打開出来ていない人が多いから、こういう趣旨のツイートがバズるんじゃないかな?


実態を知らんからなんとも言えないのだけど、企業も学校の延長線上にあるのかもしれませんね。




今言った教育に関して色々書いてあるのがこの本です。

教育に携わりたいと考えている人には特に読んで欲しい1冊です。




話を戻します。


苦手を潰すより得意を伸ばした方が良いよね!を前提条件とすると。


じゃあそもそも自分は何が得意なの?という話になります。


話を展開しやすくするために、今回は”コミュニケーション”に範囲を絞ってみますね。


個人的な話になりますが、僕はプレゼンテーションが好きで、比較的得意です。


1対多で発信することがあまり苦にならず、どうしたら皆の興味を惹けるプレゼンに出来るかな~と考える過程も好きです。


しかし、1対1での対話はそこまで得意ではありません。

特に営業とかはマジで苦手。


プレゼンで、

”僕はこれをやってます!これが好きです!興味があれば声かけて下さい!”

と一方的に発信するのは好きなんですが、別にその結果相手が興味持たなければそれはそれでいいと思うんですよね。

人それぞれだよねって。


でも営業だと、アポ取って、実際に受注なり契約を取ってこないといけない。

相手をYESと言わせないといけない。

場合によってはノルマ達成のために乗り気じゃない相手を無理やり丸め込んで契約成立させないといけないかもしれない。

それが本当に苦手、だから集客とかも多分向いてない。



...とまあこういう風に、プレゼンも営業もコミュニケーションという大きな括りでは同じですが、こうもはっきり得手不得手が分かれるわけです。


このような自己分析の下、

「じゃあ俺はどういう職種がいいのかなー

営業は厳しいけど人に発信するのが好きなら、広報がいいかな?それともPR?マーケティングもありかも?」


なんて突き詰めて自分の得意を探していけたらええんちゃう?と思うのですね。



いや、それでも自分の何が得意か分かんねえよ!!!


という方も中にはいるかもしれません。


そんな方は、



好きなものを探しましょう!!!




好きなものが1つもないなんて人はいないはずです。


食べるのが好き、寝るのが好き、本読むのが好き、映画見るのが好き。。。


ありきたりな好きでもいいんです。


だって、コンビニアイスが好き!からそれを得意に昇華させ、仕事にした人だっているんですから。


好きってだけで情熱もモチベーションも湧いてくるので、それだけでもう大きなアドバンテージです。


最初っから仕事にしようとかは考えずにシンプルにその好きを突き詰めていけばいいのかな、なんて思います。




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最後に!


僕は苦手を潰すより得意を伸ばすべきであると言っているだけで、


バランスの取れた万能型を批判している訳では決してないです。


他人の欠点を補ったり、組織の中で上手く調和を保つことに長けている人ももちろんいます。


そういう人は、”バランスを取る”という得意分野を伸ばしていけばいいのです。



そういった得意分野を伸ばした結果、ゼネラリストになるのかスペシャリストになるのかであって、初めから自分はゼネラリストになるかスペシャリストになるか...と考えるのは不毛だと思うのです。




こんな感じで久々にブログを更新してみました。


ここんところ、マジでポーカー以外何もしてないので、これからも更新していくとなると、こういうオピニオン系の記事が多くなるかなあと思います。


こいつこんなこと考えてんだなあくらいのスタンスで見守っててほしいでござんす。



以上

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